MirrorOp Windows Receiverの紹介

MirrorOpでは、PCや、タブレット、スマートフォンの画面をそのまま、ネットワークの先のPC、テレビ等に転送する画面転送のソフトやハードを販売している。その中で、無料でダウンロードできるMirrorOp Windows Receiverは、画面受信シリーズの中の1つで、Windows上で動作するソフトウエア型のもの。

ここでは、Androidの画面をWindowsに無線で転送するためのインストール方法等を紹介する。


Windows Receiverの動作画面。Andoroidのデスクトップが見えている。

McTiVia等と比較して、ハードウエアを使用しないので、すぐに確かめて見ることができる。また、Windows上で動作しているので、その画面をプロジェクターや大型テレビに出すことでミラーリングができる。これはMcTiViaの出力がHDMIしかないのでアナログRGBしか持たないプロジェクターがまだまだ多い中、重宝することだろう。

一方で、MirrorOp Windows Receiverは、Windowsの1アプリケーションであり、現バージョンでは、上記の図のように画面全体を使ってのミラーリングは、できていない。McTiViaだと、この制限がない。

教育的な背景:学校では電子黒板の普及をはかろうとしているが、大型テレビはあるものの、それにペン読取装置、ソフトウエアなどを追加購入する必要がある。また液晶テレビの場合は、プラズマと違いプラスティックなので、ペンでカチカチやると画面に傷がつく心配があり電子黒板の導入は不向きかも知れない。大型テレビは、地デジ対策でほとんどの小学校ですべての教室に導入されている。
ここで、スマートフォンやタブレットの登場である。スマートフォンに教材を入れ、その画面を大型テレビに無線で転送して、教材を提示できれば、無線電子黒板として使える。また、スマートフォンのカメラで生徒のノートを撮影し、大きく映しだすことができれば、実物投影機の代わりにもなる。何よりも教室内での立ち位置が自由だ。教科書を持って教室内を机間巡視しながら、テレビ画面に教材を提示できる。これを行なうため、AppleTV + (iPhone4S or iPad2) によるAirPlay ミラーリング や、McTiViaなどを使う方法もあるが、ここで紹介するMirrorOp Windows Receiverは、新しいハードウエアを何も買わないで、スマートフォンを無線電子黒板として使うことのできる点で素晴らしい解決策と言える。

  1. Windows側の用意
    1. 無線を使うので無線LANが使えるラップトップ型Windows PCを用意。
    2. Windows PCを接続するAndroid端末が使うのと同じ無線LANが存在するネットワークに接続する。
      1. 建物内に無線LANの環境がない場合でも、有線LANと無線LANの両方のインターフェイスを持つラップトップPCを使えば、ラップトップを無線LANのアクセスポイントとして利用できる。
    3. mirrorop windows receiver」で検索し、ソフトウエアダウンロードページを出す。
    4. 「Try Now」のボタンを押してダウンロード。
    5. その後、インストーラでインストール。

    6. MirrorOpを立ち上げると、IPアドレスが示されるので、Android側からこのIPのWindowsReceiverを探して接続することになる。
      最初の起動時にWindowsのセキュリティ警告画面が後ろで出ていて、気が付いていないと、Android側で、接続エラーになるので注意。


  2. Android側
    1. Android側はroot特権をとり、MirrorOp Windows ReceiverのPCを接続したのと同じ無線ネットワークに接続する。
    2. 「MirrorOp Sender」をAndroidマーケットで探してインストールする。有料 9.99ドル(2012年2月現在)。
    3. インストールしたSenderを起動する。Windows側と同じ無線LANに接続できていないと、見つからないと言われる。
    4. 見つかったWindows Receiverをタップする。
    5. Playのボタンを押すとミラーリングが始まる。
    6. 以下、ホームボタンを押して、様々なマップを起動した動作画面。
    7. Senderは登録しないと5分で接続が切れる。
      Senderを起動した時に見える、Buy NowとLaterのボタンがありますが、Buy Nowで進むと
      http://www.mirrorop.com/ store_Android_Sender.html
      の画面に出る。そこのBuy Licenseで購入できる。
      #パソコンで登録して、ライセンスを取得する方が、Androidの入力に慣れていない場合には便利かも。
      Paypalで購入した場合、すぐにライセンスがメールで 届く。Senderを起動してメニュボタンを押すと Registerのボタンが見えるので、ライセンスの前後の*を除く部分を入れると登録完了である。

--鵜川義弘