迷惑メール対策の利用方法

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情報処理センターの機能を利用して迷惑メール対策を行う方法

  1. 個人でできる迷惑メールメール対策として、以下のようにパソコンのメールソフトや、セキュリティ対策ソフトで迷惑メールを分離する方法がありますが、ここでは、宮城教育大学情報処理センターの迷惑メール対策を使う方法について解説します。個人でできる対策と違い、途中にパソコンが介在しないので、メールを携帯に転送している場合に、迷惑メールが排除された後に転送されるので、便利です。
    1. フリーのメールソフトThunderbirdを使う方法については、こちらでその方法について解説しています。
    2. セキュリティ対策ソフトで迷惑メール対策を行う場合はこちらをご覧ください。
  2. 設定方法
    以下のページにIDとパスワードを入れ、設定を行います。
    http://students.miyakyo-u.ac.jp/cgi-bin/saform.cgi
    1. このページは学内からでないとアクセスができません。
    2. 過去にこのページを利用したことがある場合には、一旦OFFにして再度ONとすることで最新の環境へと移行ができます。一旦OFFにして再度ONとすることで学習環境を初期化することもできます。設定を変更する場合は、一旦OFFにしてから再度ONとする必要があります。
    3. 上記ページで『【POPユーザ推奨】SPAMメールに印をつける』を選んだ場合は、設定は終了です。
    4. もし、印が付かない迷惑メールが多い場合など、自分で迷惑メールを学習させたい場合は、『【IMAPユーザ推奨】SPAMメールは.SPAMへ移動(学習機能つき)』を選び、お使いのメールソフトか、WebMailhttp://imp.miyakyo-u.ac.jp/を使って以下の方法で迷惑メールを学習させます。
  3. 学習させる方法
    正しく設定が済んだ場合の個人メールのフォルダーINBOX(受信トレイ)には以下のフォルダーが追加されます (これらのフォルダーが見えない場合は以下の「4. 設定後にSPAMフォルダーやLearnフォルダーが見えないときは 」でチェック)
    1. INBOX (受信トレイ) 内に新しく作成されるフォルダー
      • Learn (学習用フォルダー)
        • HAM (正常なメールなのに迷惑メールと判断されたものを入れる)
          • DONE(正常なメールとして学習が済んだもの)
            10分毎に学習機能が機動し、学習が済み次第、自動的にHAMからDONEに移動します。
        • SPAM (迷惑メールとして学習させるものを入れる)
          • DONE(迷惑メールとして学習が済んだもの)
            10分毎に学習機能が機動し、学習が済み次第、自動的にSPAMからDONEに移動します 。
      • SPAM(センターの迷惑メール診断ツールが迷惑メールと判断したものが入るフォルダー。★重要★ 後述の定期的チェック部分の注意をよくお読みください)
    2. その他としてセンターであらかじめ用意しているフォルダーは、Drafts(下書き),Sent(送信済),Templates(テンプレート),Trash(ゴミ箱), Junk(迷惑メール)です。利用しているメールソフトによりフォルダー名の表示方法が違っているかも知れません。
      1. この他に利用者が作成したフォルダーがあれば見えます。 (メールフォルダーは.ピリオドを区切り記号として使うUNIXのフォルダーとして管理されています。.ピリオドはフォルダー名には表示されません。日本語には弱いのでできるだけ半角の英数文字の利用をお願いします。.ピリオドや、/スラッシュを含まないものをお願いします)
      2. Junk(迷惑メール)は個別のメールソフトが迷惑メールと判断したメールを入れるときに利用するもので、情報処理センターが提供する迷惑メールフォルダーSPAMとは区別して使っています。
  4. 設定後にSPAMフォルダーやLearnフォルダーが見えないときは
    1. IMAP方式を使っているかチェック
      情報処理センターのメールをIMAP方式で受信するようにしていないとSPAMフォルダの内容をチェックしたり学習機能を使うことはできません。現在POPで利用している場合はIMAPでアカウントを追加すれば既存のメールはローカルフォルダーに残り、IMAPでも使えるようになります。
      1. POP(PostOfficeProtocol)はサーバに届いたメールをパソコンなどの端末に取り込んでから見ます。
      2. IMAP(InternetMessageAccessProtocol)はサーバにメールを置いたまま端末から覗く形になります。メールはサーバにあるためWebメールから参照したり、自宅のパソコンから同じメールを見たりなどができるようになります。
        情報処理センターの迷惑メール対策は、サーバに置いてあるSPAMフォルダー等が見えないと作業ができないため、POPではなく、IMAPを使う必要があるのです。
      3. POPのままでも迷惑メールはSPAMフォルダーに振り分けられるようになります。しかしSPAMフォルダーに正常メールが入っていないかどうかのチェックや、今後に備えて自分なりに学習させる等のことはできません。
    2. 購読するフォルダーとして追加する
      1. Thunderbird等のメールソフトのアカウント設定で「購読するフォルダーを管理する」でLearnの配下(HAM,DONE,SPAM,DONE),SPAMなどを購読する設定にしてください。
      2. Web(SquirrelMail)メールでは、「フォルダー」ボタンを押して、INBOX.Learn, INBOX.Learn.HAM, INBOX.Learn.SPAM, INBOX.Learn.HAM, INBOX.Learn.SPAM.DONE, INBOX.Learn.HAM.DONE, INBOX.SPAMを登録してください。
    3. 購読するフォルダーとして追加する操作の時、候補としてLearnSPAMが見えない場合は、正しく設定ができていない可能性があります。一旦 saform.cgi で設定をOFFにしてからログアウト、再度ログインしてONにし直します。

学習機能の使い方

  1. 迷惑メールの学習のさせ方
    1. INBOX(受信トレイ)内に迷惑メールを見つけたらLearnSPAMフォルダーに入れて、迷惑メールとして学習させます。10分毎に学習機能が機動し、学習が済み次第、自動的にSPAMからDONEに移動します。
  2. 迷惑メールフォルダーSPAMを定期的にチェックし、正常なメールが誤ってこの中に入っていないかどうかチェックしてください。
    1. 万が一誤った判断がされている場合は、LearnHAMフォルダーに入れて正常メールとして学習させます。10分毎に学習機能が機動し、学習が済み次第、自動的にHAMからDONEに移動します。
    2. それ以外の迷惑メールはチェックが済み次第削除してください。
    3. 定期的チェックは毎日でなくても良いですが、溜った迷惑メールの数が多くなると見るのも大変になります。毎週1回は必ずチェックをお願いします。このとき、迷惑メールの学習が単体でできるThunderbird, AppleMailなどを使っていると処理が楽になります。すでにSPAMフォルダーに入っていて、ThunderbirdやAppleMailなども同様に迷惑メールと判断しているものは、そのまま削除しても問題ないでしょう。逆にSPAMフォルダーに入っているが迷惑メールではないと判断している「判断がわかれている」部分のみを注意することにすれば効率が高まります。Thunderbirdで迷惑メールを学習させる方法はこちらを参照してください。
  3. 新しいパターンの迷惑メールに対応するためや、迷惑メールかどうかの判断を高めるためには学習させることが重要です。
    1. 単語を学習するので、良い例、悪い例が必要です。特にこのシステムの使い始めには、自分宛に届いた迷惑メールとともに、同数の正常なメールも学習させてください。そのことにより正常なメールが迷惑メールとして間違って判断される重大な事故を防げます。
    2. Thunderbirdをお使いで、学習用フォルダーに正常メールをDrag&Dropで移動する際,WindowsならContorolキー、MacならOptionキーを押しながらDragすると、元のメールメッセージはそのまま、コピーが作られてそれが移動して置かれます。この方法なら、DONEに入った後で元のフォルダーに戻さずに消去することも可能になります。
    3. 学習させるメールは慎重に選ぶことが重要です。(迷惑メールとして登録したメッセージは今後ゴミ箱に行くとの覚悟が必要です)
      1. 正しく表示されていないものは内容の学習ができない(文字化けしているメールはすべてが迷惑メールとして扱われる可能性があります)
      2. 短く単純なメッセージには注意(短いとその単語があるだけで迷惑メールとして扱われる危険性があります)
      3. エラーメール(登録すると自分が引き起こしたエラーに気がつかなくなる可能性があります)
      4. 空あるいは一部しか送信されていないもの(エラーメールと同様自分のエラーに気が付かない可能性があります)
      5. 自分が登録したメールリスト(メールマガジンなど)は迷惑メールとして登録するのではなく配信を解除してもらいましょう。別のメールマガジンで欲しいメッセージも届かなくなります。
  4. 間違って学習させた場合
    1. 間違ったメールがわかる場合には、そのメールを再度学習しなおすことで反映されます。
    2. これまでに学習させた迷惑メールと正常メールの記録を初期化したい場合は一旦OFFにして再度ONとしてください。
      1. 初期化後に、自分で再度学習させたい正常メール、迷惑メールを追加学習させることで、自分なりの環境を再調整することができます。具体的には、SPAM,HAMのDONEに入っているメールを適宜選んで、一つ上の階層にあげてやるだけです。

その他

  1. その他の注意
    1. 迷惑メールの相談の時は、迷惑メールを本文に添付して送ると、迷惑メールとして扱われて送った人に見てもらえないことがあります。相談するときには、別メールにするか、添付するならヘッダだけにするなどの工夫が必要です。
    2. 迷惑メール対策が盛んな昨今、自分の出したメールが相手のところに届いたにもかかわらず、迷惑メールと判断されて読まれていない可能性もあります。メールを出しても返事がない場合は、再度メールを出す、あるいは別の手段で連絡をとることが必要だと思います。逆に、メールをもらったら「届きました」の返事を書くという、基本的なマナーを守ることをお忘れなく。
  2. 本学の迷惑メール対策の仕組み
    本学の迷惑メール対策は、フリーウエアであるSpamassassinとbsfilterを情報処理センターのサーバで動作させ使用しています。
    1. Spamassassinは、メールのヘッダ(From,To,Subjectなどの他メールがどこを経由してきたかを示すReceivedなど)の特徴や、本文中に含まれるホームページのアドレス(迷惑メール送信業者が誘導したいと考えているURL)の情報を、世界中で提供されている迷惑メール対策用オンラインデータベースと照合することで、迷惑メールかどうかを判断します。
    2. bsfilterは、これまでに到着したメールに含まれる単語を、正常メールと迷惑メールに分けて統計をとり、これから来るメールがどちらなのかを判断するベイズ理論を用いています。英単語などはスペースで区切り単語とできますが、区切りることができない長い日本語は2文字毎に区切る(日本語なら「日本1-2」「本語2-3」の2つを単語として認識させる)ことで、日本語メールの判断も得意です。Spamassassinにもベイズ理論に基づく機能が存在しますが、こちらは日本語の区切り方法が違うため辞書が大きくなりることで正しい判断ができず、この機能をOFFにしています。
  3. 本学の迷惑メール対策の特徴
    1. 情報処理センターのサーバーで動作するため、パソコン単体に迷惑メール対策ソフトの新たな導入が必要がなく、Webメール、携帯電話、PDA(WindowsMobile, iPodTouch等)でのメールチェック時にも迷惑メールが振り分けられた状態で提供されるので閲覧が楽です。
    2. ベイズ理論は学習させないと効果が見込めませんが、本学の迷惑メール対策では個人のメールボックス内に学習させるためのフォルダーを設け、個人単位で迷惑メールを学習させることができるようになっています。
    3. 迷惑メールとして判断したメールはSPAMフォルダーに振り分けられますが、そこを使用者が自分で開いてチェックができ、管理も自分でできるようになっているのも特徴です。
    4. フリーウエアを使っているので他の商用ツールと比較して、年間、数百万円程度の倹約ができています。
    5. 迷惑メールの排除は今やウイルスメール排除とともに業務の一環ですが、最新の情報を元により良いものができないか研究を続けています。
    6. 2009年3月に迷惑メールの判断をして、* (spam)等の印をつけるバージョンを公開しました。
    7. 2008年9月に個人で迷惑メールを学習させることができるシステムへと変更になりました。

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